今般の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中小企業庁より 5 月 8 日付で「持続化給付金」の電子申請が困難な者への申請サポートについて、協力要請がありました。
「持続化給付金」の電子申請が困難な者への申請サポートのお願い
持続化給付金の申請にあたっては、手続きや必要書類は極力簡素化されており、できるだけ早期に給付ができるよう、電子申請が採用されています。
一方で、日常的にインターネットを使用できる環境にない方、通信環境が悪く、物理的に申請ができない方も存在していることから、行政書士会に対して、そういった方々に対して申請のサポートをしてあげてくださいという内容のものです。
持続化給付金は本人申請がベース
持続化給付金の申請はあくまで本人申請が前提であり、他者の名義での申請は認められていません。あくまで、私どもが行うのは「申請のサポート」にとどまります。
当事務所までお越しいただければインターネット環境はございますので、当事務所のPCを使用して、電子申請をしていただけます。その際、申請に必要な資料などをお持ちいただければ入力作業のお手伝いをすることも可能かと思います。
持続化給付金の悪質な申請代行業者にご注意ください
確定申告を毎年申告しておられる事業者さまにとっては、申請内容自体は非常に簡単なものです。早ければ5分程度で済んでしまうものです。
ところが、この持続化給付金の申請について、「成果報酬」を謳い、10%〜20%の報酬額を設定している業者があるようです。
他の助成金や補助金の報酬額から算出したという理屈のようですが、業務内容も作業量も全く違います。そもそも、売上が激減した事業者様向けの給付金です。助成金や補助金とは性格が全く異なります。
「成果(成功)報酬」になっている理由は
申告をしていない、本当は給付の対象ではない、入力する数値に偽りがある、などの理由があるのかもしれません。少しでも多く受け取りたいという気持ちは理解できますが、申請内容に虚偽があると、後々返金を求められるだけでなく、不正受給となり詐欺罪に問われることも想定できますので、絶対にしないようにしてください。
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